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ゆれ動くしっぽ

1,650円
(税抜 1,500円)

1 ~ 7%ポイント
ISBN:9784939130748
Author(s):Tim Murphey
出版社 Perceptia Press
レビュー
ゆれ動くしっぽは、日本の大学入試制度が根本的に不公正であることを露呈する、興味深い一冊である。それ以上に、日本の教育制度に内在する大きな問題についても言及している。つまり、ジェンダーの不公正、時代遅れな訳読、日本の教育制度における外国人の位置づけ、日本人学生やその保護者、教員による現制度への受け身の姿勢である。一方で、この本は単に批判するだけでなく、解決法も提示している。つまり、項目分析により試験を改良していくなど、試験データを用いることの重要性、英語試験にリスニングテストを課す利点、高校教師や大学教員に対し評価リテラシーを高める必要性、言語を教える際にピア・モデリングを用いる意義、そして、お風呂の効能にまで言及している。日本の公教育や入学試験制度の真実の姿をより理解したいと願う高校教師や大学教員、その他多くの人がこの素晴らしい書を読むべきである。
ハワイ大学マノア校 第二言語習得研究 教授 JD Brown

喜多川ミツの小説が独創的にも明らかにしていることは、入試の苦しさ、そして、入試が教育を「試験のために教える」システムへと化す悪影響についてである。作者はこの小説の中で、描写やメモ、E−メール、会話、心のつぶやきを混用するというユニークな手法を採りながら、教育の異常さによって締め付けが行われていることを痛烈に示している。小説の舞台は日本である。しかし、同様の入試制度、つまり、それが生徒の感情や精神に恐怖を植え付け、ある一部の教育エリートに権力を握らせ続けている他の多くの国々にも通じる内容であろう。素晴らしい著書である!
サンフランシスコ州立大学 英語学部 名誉教授 H.Douglas Brown

英語版「The Tale That Wags」も販売中です。

この売上に対する著作料は「国境なき子供たち」へ寄付されます。

カスタマーレビュー By Yukiril
筆者のビジョンとミッションがとてもよく伝わり、生徒にとっても先生にとっても大変勇気づけられる内容でした。生徒にとっては、主人公フランク先生のように生徒の事を親身に思ってくれ、一生懸命になってくれる先生がいるという事を知れただけでとても勇気づけられるものですし、先生達にとってもそんな同僚がいるということは、とても嬉しいことと思います。

 私のような単なる母親にとってでさえもです。周りのお母さん達が疑いもなく、時間とお金と労力を使って試験に合格するように頑張っているのと同じように、今後私もこの受験を勧めることになるのでしょうか?その間にもその時間とお金と労力で楽しみながら学べるはずの人生の大切な事を据え置きにしてまで?と考えさせられました。

 社会は個性を重視する方向にあると感じます。子供は本来、好きなことをやりたがる本性を持っているのに、親に、教師に、学校に、システムに、世間に、それとは反対の道をいつも差し出されています。私の子供はまだとても無垢です。勉強の大切さにも気づいていない程ですし、受験という言葉もしりません。友達と交わりながら、豊かな経験を通して、やさしい心を育み、生き抜く力をつけていっているのです。本書にも何度か言及されていましたが、人間らしく生きることは、受験を通してや他と競争をして学ぶことではないということを、私達は周りに流されないよう、再認識しなくてはいけないと思います。

 フランク先生がされているのは仕事ではなく,天職です。変えるためにリスクを冒して頑張ること。自分の信念(ビジョンとミッション)を貫き、あとのものに影響を及ぼす先生方を大変尊敬しています。しかし、その裏で、フランク先生ががどれだけ苦労なさったか、どれほどのストレスやリスクがあったことだろうかと考えただけで、本当に心が痛み、辞職願を読むのが耐えられませんでした。

 どれだけの内部の人間の手にこの本が渡るのでしょうか。残念なことに、私は単なる部外者です。来年には私の息子も入る中学教育に期待しています。高校までは何とか、発言の機会があるかもしれません。しかし、大学や受験制度のような組織化されている大きな場では発言の機会はありません。内部の方が読んでくれるのを本当に期待しています。または、最低限でも、中学、高校の先生方が読んでくれ、大きな声になっていってほしいと願っています。



商品についての詳細は出版社ウェブページをご覧ください.